30日に畑の手入れをした後、知人の個展を見に行く。応挙寺から国道9号線へ向かう。押し花絵と草木染めの布を組み合わせた作品がとても新鮮だった。絵の中の、小さなパーツを目を凝らしてみると、普段は見逃してしまいそうな道ばたの小さな小さな花が生き生きと咲き誇っている。その花の、人の手では到底作れないほどの精巧さに、改めて驚く。伸び始めた小さな葛の葉の葉脈の美しさに目を奪われる。ほとんどの花が自宅の庭で育ったもだと聞き、また驚く。4年ぶりの再会に、話は尽きずあっという間に2時間もたってしまっていた。はじめてお会いしたとき、ひそかに「いちま人形」のような人だなと、黒いキラキラ輝く瞳を見て思った。おいしいお茶を頂きながら、またその瞳に出会えた事を感謝していた。
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