採取して乾燥していたマツゲゴケを染めてみる。
ステイプル-STAPLE-を少しとって櫛で梳く
茶色は、写真に撮るのが難しい。目に見える赤みや黄味が沈んでしまうから。
今日は雨でなかなかみえている色に近づかないので少し修正。
光源の種類で目に見える色が変わるのは植物染料の特徴。
染色工程
1時間後の煮出し液 すこし笊を上げて見る
4時間後の煮出し液 すこし笊を上げて見る
6時間後 煮出し液
原毛 (北海道産チェビオット)200g2塊に分ける。
乾燥マツゲゴケ 100g タイツ足3本に分けて入れ、下中上に挟み込む。
水 原毛の30倍=6Lのところ、浸かりが足りない様なので8L
さすがに4時間を超える頃、からんで固まりになるのが心配になって酢酸を少し入れた。
リンス効果ですこしなめらかになったかも。
6時間も煮出すと随分蒸発するので,これくらいの水量でよかった。
塊は少しほぐして送風乾燥。あいにく今日は雨模様。
社団法人 畜産技術協会HPより
シープジャパン1992年4月号(2号)ウールは羊と生き、日々ともにくらす