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津山

 

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11日から13日の3日間、一日糸紡ぎと口は動きっぱなしだった。
糸紡ぎは一年分取り戻したような気分。一年間ほとんど動かさなかったものだからね。3日目の朝はホテルの窓から見える屋根が真っ白になる。最後の朝は早起きしてお城の公園に散歩に行こうと思っていたのに、ツルツルの地面を見てあっさりあきらめてしまう。

帰り、寒いながら津山市街地はとっても良く晴れていたのに、奈義町の自衛隊駐屯地を過ぎた辺りの短いトンネルを抜け馬桑と言う辺りに出たとたん、辺り一面真冬の景色だった。あの青空は何処へ。どこか遠いところに来たみたいだ。岡山が晴れの国と言われる由縁はこういう事だったのか。日本海側気候と瀬戸内海式気候のまさに分かれ目を体験した。

さて、家に帰るとなんだか落ち着かなまま2日も過ぎた。やけに静かな家の中をうろうろする。そろそろ、遠諱の準備に本腰を入れねば。