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少しだけ道をあければ良かった

10日、絞りの括りをしながらちょっと飽きてきたのでTVをつける。人類が居なくなって○○日。。んんん、なに?ふと頭を上げて画面に見入る。NHKハイビジョンから流れてきた番組は人類の居なくなった地球を映し出していた。科学シミュレーション「人類の消えた地球」再々放送らしい。ついつい手が止まり最後まで見入ってしまう。ふと人間は地球を滅ぼすためだけに生きている生物なんじゃないか(滅ぼすなんて到底出来ないのだが)と思ってしまう。「地球は人類が居なくても生き続ける、しかし人類は地球なしでは生き続けられない、我々は少しだけ道をあけさえすれば良かったのだ」と締めくくっていた言葉が心に残る。

それから、何時だっただろうご飯を食べながら見ていたニュース。お米の山の上に長靴を履いたお役人が立っている。カビの生えた米を焼却処分にするのだとか。もったいない。たとえカビが生えていようが、メタミドホスが入っていようが、食べ物の上に立つなんて、ありえない。。。

人類が宇宙に求めているものは何なんだろう。地球で補いきれなくなった食料か、資源か。もしくは地球が住めなくなったときのための新天地か。いずれにしても人類はそのエゴを宇宙にまで広げようとしているだけではないのか?

スコシダケミチヲアケサエスレバヨカッタノデハナイノカ?

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