Toshie NIkaido
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旗たちました
精霊 人はいくつの嘘をついて 大切な事を忘れ去るのだろう 雨音にざわめく木々に 精霊たちは今も宿るのに 離れて暮らす人 帰らぬ遠い人 涙があふれる夜は 泣いて泣…
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夏が去ります
日本海の夕日が一番おっきくてきれいな夏も、もう終わります。 今日から8月。慌ただしく7月が過ぎ去りました。 日記も書けないままでしたが、 少しまとめて記しておか…
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染め草の話
三島の紺屋さんのお話の第二弾が届きました。 写真は欅の木の幹による染色の色見本。 (山崎青樹著 草木染め染料図鑑より) ———…
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草木染の事
夜中に書き物をすると、どうも書きそびれた事が有って、一日気になっていた。何がそんなに気になっていたかと言うと、「布になったものに草木で染めるのは何かもったいない…
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敷きもの
おおらかな 形の器と合わせてみた。柿の渋と陶器の焦げ茶。そろそろ、栗の染めの季節だなぁ。
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葛布帖
かねてから手に入れたかった、葛布帖と言う本が届いた。静岡に古くから伝わる「葛の布」の105種布見本が収められている。民芸運動の柳宗悦氏の勧めで、外村吉之介氏(倉…
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生活環境の科学
柿渋で染めた糸を日光に当てること、ほぼ1週間。じわじわと濃度を上げて今ではこんな色に。(最初はこの半分ぐらいの視覚濃度) 柿渋の紙の布を織っておられる方のお話で…
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建染染料のはなし
建染染料は水に不(難)溶で,そのままでは染色しにくいが,その分子構造中に特有のカルボニル基をハイドロなどの還元剤で還元する(これを「建てる」という)とアルカリ水…
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柿渋のコースター
と言う事は、4日までと3日と言う事だ。(あたりまえだが)時間だけがさっっさと過ぎる。ちょっと焦って来た。とか考えながら、夜中になると違う事を考えて…
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織物の原風景
工房をはじめて、最初に住んでいた家の回りには夏になると前の原っぱに,葛の蔓が伸び放題だった。静岡で「葛布」と言う布が工芸品として今も作られているのを聞いていたの…
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栗の渋染め
今年も栗の渋皮煮を作ることに。この前藍の生の葉を 送って下さったSさんが、 渋皮煮の栗の渋汁で濃い茶色を 染めたお話を聞き、これはやってみなくっちゃと思い …
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ベンガラと柿渋の事
この前から試験している 弁柄と柿渋の染め試験です 上は柿しぶの濃淡 中は左から 弁柄、柿渋+弁柄、弁柄+柿渋 下は弁柄の上に藍染ぼかし 未だ擦るとすこし赤くなる…