仕事で立ち寄った先で「がっそうな頭ぁして、散髪せえ!」と、挨拶代わりに雲さん。ちょっと年配の人にも「がっそう、久しぶりに聞いたなぁ」とえらく受けたそうだ。私も何十年ぶりかに聞いたわ。「がっそう」って方言だろうなと思いつつ検索したらやっぱり、兵庫北部、広島、岡山の方言らしい。ところが方言の中には古語が有るらしいということで、辞書で調べてみる。
がっ‐そう【兀僧】
1そう‐はつ【総髪・惣髪】男子の髪形の一。月代(さかやき)を剃らず、髪を全体に伸ばし、頭頂 で束ねたもの。束ねずに後ろへなでつけて垂らしたものもいう。江戸時代、医者•儒者•山伏などが 多く結った。そうがみ。そうごう。
2昔、芥子坊主(けしぼうず)にしないでのばした、小児の頭髪。
(芥子坊主=頭頂だけ毛を残し、まわりを全部そったもの。芥子の果実に似ている事から)
この場合、2の意味だわね。「芥子坊主」なんてのも初めて聞いた、芥子の実か、、あ、なるほどね。ではがっそうは、こんな感じ?、それともこれか。。これがでたのでついでに、大好きなのはこっち。
ちょうど明日の打ち合わせに来ていたOさんは「がっそう」の話を聞いて、「和尚は人とのつきあい方がうまいなぁ」とえらく感心しているから「あらたまった付き合いはたいそう苦手だけど、、」と言いかけたけど止めた。
方言は面白いですよね。
ところで「がっそう」な頭をしていたのはToshiさんなのでしょうか?和尚様でしょうか?笑