もう雪もすっかり消えて暖かい雨が降ったりもして、このまま春になるのだろうかと思っていたのに、消えた分だけ雪が積もっている。
立春大吉のお札は玄関に、鎮防災燭のお札は竃のそばの大黒柱へ新しいお札に取り替える。そう言えば災は火の字が消してあり、<<<だけになっている。ああ、なるほどね。災の字が火のお札も有るようで、小さく 火となっているところも有る。ところで、燭の字なのだが、ちょっとちがうのはなぜなんだろう。虫と火の位置がちがうんだけど、こんな字が有るのかと字通を調べるが載っていない。高齢の和尚さんがうっかり間違えたのかと失礼な事を言うと、「昔からこう書くのだ。(危険な)火を囲うということじゃないのかな」と、雲さん。火も消してしまうくらいだからそうかもしれない。
追記
燭の字のこと、想像ですがこんな事かも。コメント欄を見る↓
作業メモ
昨日は悩みに悩んだあげく、今度の着尺に経絣を少々入れる事にした。他の糸を染める前に決めておけば10本で整経出来るのに、一本で同じ張力で80本整経するのはなかなか大変だった。いつものように糸が少々足りなくなる。嗚呼、あと8本。。。見本用に取っておいた糸を使う事にする。
火の字を消してしまう自由さ。。。というか
事への恐れ。。というか
火と虫の字を入れ替えてしまう真意は。。。
なんとも不思議な面白さです。
どうしてなのかなあ。。。