お餅つき

毎年28日はお餅つきなので27日の朝には餅米を洗って浸けておく。お鏡餅用が5臼(2升x5)小餅が2臼で計7臼有れば良いのに何を思ったか10臼も用意してしまった。まいった。仕方が無いので、黒豆の豆餅を追加して、よもぎも1臼追加する。あと1臼多いはずが、余裕が有るとお鏡も一回り大きくなっていて、残りは少し白い餅を丸めてすべて終わった。今年の餅は蒸しすぎたのか、何やらたらたらとやわらかくて弱った。

臼は残念ながら此処に着た当初から土間の隅でほこりをかぶっている。餅つき機は便利で良いのだが、蒸す搗くで小一時間、10臼だと10時間もかかってしまう。合間合間に他の事もしながら、ときどき様子をうかがいながら根気よくつきあう。(大半はぼーっとしているけど)年末になり落ちついて写真も撮れなくなった。かろうじて一枚。まんまるに盛り上がるもち肌を撮る。

どこかの惑星みたいだ。クレーターも有ったりして。。。

お餅を取り出してから丸めるまでが一番慌てるところなのだが、こうして大きなすり鉢に餅取り粉(片栗粉など)をまぶしておくと、くっつかず、さめにくいので、「ああ疲れた、、、」と、一寸休むことができる。(休み休みやっているからなかなか終わらないのだね。)

 

昨日から雪。
「さっさ、さっさ」と、
今日は一日中降るんだろうか。
撮りたいのは、風景じゃないのだけど、
寒くて外に長く居られない。

根性なし。

山陰らしい、くらいそらのいろだ。

蕪 大根 ひの菜 人参


蕪は横の直径3cm、大根は長さ5cm、ひの菜13cmほど、人参、細すぎるけれど最大5cm。人参以外は”ミニ”ではないんだけど。。。「好き勝手に大きくなってください」じゃあ、この程度だわ。蕪って、黒い土の上にころんと座って太って行く。何ともかわいい。

今日はギターの日。久しぶりにバイパスのトンネルを通らないで、七坂八峠を通って帰ってきた。待避所のすべてが、花木の植え込みで封じられて、ちっちゃいソーラーパネルの付いた監視カメラが設置されていた。それを除けば、車が減ったためか、山の木々はなんだか生き生きとしている風に見えた。滅多に車が通らない道には、ちらほらと、紅葉した葉がタイヤに踏まれるでも無く道の真ん中にとどまっている。「元々、私たちの場所だったのだよ」と言っているようだった。後方からせき立てる車も無く、ゆっくりと景色を楽しみながら走った。

明治時代の建築/和田山赤煉瓦機関庫

和田山赤煉瓦機関庫
先日、京都に行く列車の中で、和田山の赤煉瓦機関庫を写真に撮った。ガラス窓があちこち割れている。但馬の近代化歴史遺産と言われていても、保存も利用もされてない様子。まさか、風化して手が付けられなくなるまで放っておくとでも。。もったいないことだ。そういえば、元岩井小学校校舎も立派な看板が有る割にはひどく荒れ放題だった。観光の金儲けの道具にされるのも考えものだけど(金儲けにならないから放置されてるんだろう)ここに生きる人のためになる様な事に生かしてほしいと切に願う。

坂の上の雲の第一回を再放送で見ることができた。明治という時代を私につながる歴史として初めて実感出来た気がした。今、祖父に会えるものなら、あれこれ聞きたいことが山ほど有る。明治に生まれた建物を通して、自分たちの過去を知り、又、未来への糸口が見えて来るのではないだろうか。

坂の上の雲に付いて、司馬遼太郎は、描き方によっては戦争を美化する映像になる可能性が高いという理由で、再三の説得にも応じず拒否していたようだ。出来れば映像を見る前に小説を読んでおけばよかった。そうだ、そうしよう。

ついこの前12月になったと思ったらもう一週間も過ぎてしまった。あれもこれも片付かない事ばかり。のろまな私がさらにのろまに、まるでスローモーションで動いているようだ。「嗚呼。。」と嘆いてもだれにも助けてはもらえないので動き始める事にする。まずはとなりの村のおじさんに正月飾りを頼みに行く。簡単な事だった。気がかりが一つ片付く。

いこる 熾る

「おこる」がなまったものらしい。私も「いこる」と言う。うっかり炭が燃え尽きて、いこったかけらが小さくなっても慌てなくても良い。新しい炭のそばに、いこったちいさなかけらを二つ、着かず離れず添わせておけば、またいこってくる。一つじゃ駄目で二つでなければと教えてもらった。ちいさな火のようでも、炭火は部屋中が暖かくなる。気持ちも落ち着く。寝る前に、いこった大きな炭を灰に埋めておくと、次の朝まで暖かい。新しい炭を足して、またいこったかけらを二つ添わせておく。寝かせて置くのは、備長炭のような火持の良い炭でなければならない。現在炭切れ。朝、きりきり冷える。

すぐき


京都の漬け物屋さんですぐきを買う。おばさんが樽の中から良さげな物を出してくれた。葉も茎も小さく刻んだ物が売られているが、たくあんのように薄く切って食べるのが良いよ、葉と茎は小さく刻んでね。残りは同じように切って小分けにして冷凍しておくと良いと教えてくれた。

長い葉がくるくると上手にまとめられていて、しゅっとつぼんだかたちが美しい。この根っこのかたちを見ると昔から、いろいろな物を連想する。昔出会ったことがある器用な表具師の爪のかたち。この人の親指の爪はこのかたちをした他の指とちがって横に広くたてが異様に短かかった。もう一人同じ様な爪を持った器用な下絵職人さんの事を思い出した。それから、花びらのかたちにも似ている。先が微妙にとがるでも無く丸くでも無くしゅっと終わる。このかたちが描けなくて何度練習した事か。そして、糸紡ぎのカブラ玉のかたち、小さい根っこがだんだんと太って行く、紡がれた糸が順序良く巻かれて行く、きれいに巻かれた糸玉は崩れずに後の作業もしやすくなる。理にかなったかたち。

よく漬かったすぐきの肌はぱりっとしてしんなりとして、程よく入ったしわも美しい。
思わず顔を近づけて香りを嗅ぐ。ふわっと良い香りがした。