この前の雨の前に山桜を10本裏山に植樹をして、トタンハウスの裏のぼうぼうに茂った草の刈り取りをして、棉の種まきに備えて灰をふるいにかけて、昨日は久しぶりに倉吉へ行く。学校の駐車場そばののり面にゼンマイを見つける。きっと誰も取らない。。。ならば良いですよね、、と少し摘んで帰る。今日は晴天。ゼンマイを揉む。「赤子の手を握るくらいの強さで」これこれ、此処いらのばあさん仕込みの、ゼンマイもみの極意。
ところが、うっかりほかの事に気を取られていたら、ゼンマイが西日を浴びて「ピキーン」と伸びて固まっている。ああこれ、これはばあさんには絶対に見せられない。そんなときは、取っておいたゆで汁の出番。ゼンマイの灰汁がだんだん濃いピンクに変わっている。煮汁で乾いたゼンマイを湿らせて少し柔らかくなるまでかためて待つ。その後でゆっくりと揉む。ああ、やっぱりまだまだ修行が足りない。