寒いので、ねこたちと一緒にTVの有る部屋で括りの作業をしている。(ねこは括ってないですが、、)そんなわけで最近NHKのBSの番組を良く見ている。スイッチを入れると丁度いい時間に良い番組に出くわす。11日はBS世界のドキュメンタリー第7回 中東 分割の悲劇を見る。
アラビアのロレンス率いるアラブの兵士たちが国家としての理念を持ち始めた一方で、レバノンにはフランス軍が入り込み、キリスト教徒主体の国家を作り上げようとしたために、アラブ系住民の猛烈な反発を買う。
カーンの一行は、パレスチナにおけるユダヤ人の国家建設に賛同する書簡を書いたことで知られる当時のイギリス外相バルフォアがパレスチナを訪れ、ユダヤ人の熱烈な歓迎を受ける貴重な瞬間をとらえている。ここに現在のパレスチナ紛争の火種を見ることができる。さらに、連合軍占領下のトルコで、ケマル・アタテユルクがトルコ人の国家を建設するべく立ち上がる様子やギリシャとの激しい戦いの2年間を物語る映像を残している。
原題: Wonderful World of Albert Kahn:Middle East :The Birth of Nations
制作: BBC(イギリス) 2007年
分断される前の人々は、多種多様な文化と宗教を持ちながらも、とてもうまく助け合って暮して来たことがカーンの写真に鮮明に記録されている。それは、お年寄りたちの記憶の中に今も鮮明にのこっている。イスラム教徒とキリスト教徒は自然に共存していた。
数年来頭の中を離れないでいた「理解はできないが受け入れる」と云う言葉が思い出された。梨木香歩著 「春になったら苺を摘みに」のウエスト婦人の生き方。さて、買ったまま本棚に置いて有ったこの本を読む時が来た。
番組の最後、「国家を建設する上で、国を分断することは、対立を未然に防ぐのに良い方法と思われたがそれは、全くの間違いだった。」と締めくくられていた。
この2~3日は中東のことが頭から離れなかったのだけど、イスラム社会の歴史と宗教・文化の事を私は全く知らないことに気がつく。それどころか、世界史も怪しい。(そういえば日本史だって。。。)
で勉強し直すべし!
こんにちわ!toshiさん
イタリアも大きなことは言えませんが、
レベル低すぎ。
日本のテレビ。
だから、頭の悪い子供や若者が増える。
そうなんです、だから最近BSの世界のニュースとドキュメンタリーくらいしか見ません。だいたい、NHKでさえレポーターの質が落ちてて、まともなインタビューもできない。物事を見る視点が陳腐。いちいちTVの前で怒っています。
それは、日本のジャーナリストの責任です。
芸能人の惚れた別れた、しつこく報道してる暇があったら、そういうこと、どんどん電波に流すべきだと思いま~す。
junkoさんこんにちわ。
そちらでは、遠くの話しじゃなく、かなり身近なことなのですね。私は、本当に知らないことが多すぎです。
こんにちわ
私はヨーロッパにいるので、アラブ問題は、結構日常の身近な問題となっています。
でも、難しくて、未だに完璧に理解できないのですが、
結局、自分が頭がいいと思いこんでる”白人”が、
頼んでもいないのに、のこのこ近代化、とか言って自分の利益のために
彼らの微妙にバランスの取れた世界に分け入ってくるから、そこで、バランスが崩れるのではないかと、、
区切るってことは、対立の始まりだと思います。