1、糸染め(精錬、染め、のり付け、乾燥)
2、整経 (糸を枠に巻き取り、4本取りで整経)
の行程のポイントは後ほど書き記しておこう、忘れない様に。
10日は糸を4綛小枠に巻き取り4本取りでをして仮筬(かりおさ)に通す作業をする。2日休んだので随部のくれるかと思ったが皆さんが助けてくれてすいすいとはかどった。同じ事に向かっている仲間というのは、まだお互いの事をあまり知らないけれど、ギグシャグする事も無く助け合うことが自然に出来るものなんだなと、ちょっと感動してしまう。しかし、最初の小枠巻きの作業のあまりの遅さに見かねた仲間が手伝おうかと言ってくれるが、こればっかりは自分でやらねば意味が無いので、きっぱりとお断りする。ようやく整経も済ませて遅くまで掛かってもうちょっとで仮筬が終わる頃気がつくと6時近い、先生が「帰ったら8時頃ですね、もう置いといたら」とおっしゃる。そんな、、、もうちょっとなのにと思いながら、以前先生がおっしゃった事を思い出す。「織る人と染める人は根本的に違う気質が有るんですよね。織る人はマラソンランナーの様に仕事をする。染める人は結果を急ぎたがる。。」確かに、この先生は気が長そうだと、以前から思っていた。
ちょっと考えて、私はあと少しの作業を来週に持ち越す事にした。そして、途中で置いておく時の始末の仕方を聞き、ああこれも大事な事だと感心しながら片づけた。
画像は織り機を使っての作業、私は仮筬用の道具を使って作業をした。道具は持ってなくても織り機を使えば良いのだ。