苧麻の繊維を剥く事を、苧を引く(おひき)と言う。残った芯は、おがらなんだって。(へぇへぇへぇ、、知らなかった)お盆の飾り付けや、お墓参りの焚き物に使いますが、こんなに身近に残っているのに、当たり前のように使っているのに、さっぱり出所も知らなかった事にあきれる。苧麻の苧殻、、なのだ。。。そういえば、栽培種の苧麻は2m以上にまっすぐ育つ、三つ又でも、楮でもないのだ。
昨日今日とで全部の苧引きを終えるつもりだったが、こげに付きっきりでまた残してしまう。水につけっぱなしは良くないのかな。。弱っているような気がする。でもせっかくのもの、無駄にはできない。なんとか形を残そう。
*追記*7/1
苧殻のなるのは大麻のことかも。日本で取れる麻は大麻、からむしだが、繊維をとる事をどちらの場合も苧引きと呼ぶ様だ。葛の場合でも葛布帖の解説の中で苧引きと書いてあった。青土さんという宇治の生地屋さんで、神様への捧げものにする麻は、大麻だったと聞いた。とすれば仏事に使用したのは、大麻の苧殻なのだろうとおもわれます。 ネットで検索をするといろいろなページが引っかかります。私のページもどこで検索にかかるか解らないので、気をつけて記事を書かねばなりませんね。
ことわざ辞典よりーーーーーー
餓鬼に苧殻
読 み: がきにおがら
意 味: 力のない者が、折れやすい麻の茎を振り回しても、何の役にも立たない。何の頼りにもならないことのたとえ。
解 説: 「餓鬼」は仏語で、生前の悪行のために我軌道に落ち、飢えと渇きに苦しむ亡者。「苧殻」は皮をはいだ麻の茎。
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