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くわ科の植物~梶(かじ)か楮(こうぞ)か


楮は紙を作る原料としては知っていたが、mixiで楮布(かじふ)と言う布のことを知る。梶と言う植物も別に有るようで楮も、かじと読むそうだ。ネットで梶の写真を見たら、このような変わった形の葉だった。田井の村はずれで苧麻を採取していて見つけた。新枝の根元を探すと目の前に垂れ下がる小さな赤い桑の実に似た枝から出ているのが見えた。帰り調べると楮だの様だが、新しくのびた枝の葉は、梶の様でもある。んん、、でも、紙すきの里の楮畑の葉も同じ亀裂が有る様だ。。解らんなぁ。。

この場所の道を挟んだ畑地には、かつて蚕のための桑畑が広がっていた。その中の一本だったのか、蚕を飼わなくなって枝はのび放題、見上げるほど大きく育って葉っぱは直径が40cmほどの有りそうだ。徳島で作られる太布も梶の畑を作りその枝を採取するそうだ。時期は冬の寒の頃。採取時期が違うのは桑は蚕のための副産物で有ったから。。とすれば、桑も採取時期は冬の方がいいのだろうか。。。?

桑畑の話しから始まって、梶、楮、そしてここ数日思わぬいろいろなつながりの発見で、頭も体も右往左往している。この話しは思わぬ身近に有った棚機神社へとつながってゆく。